【神社巡り】池田神社(岡山県岡山市北区)

目次

曖昧な記憶で参拝を振り返る

平成30年7月。

前日広島地方は豪雨災害(平成30年豪雨)に見舞われ、その翌日私は広島県三原市に仕事で行く予定になっていました。

三原市方面も河川の氾濫など甚大な被害を受けていましたが、訪問地の状況を確認すると被害が無いそうで、通常通り行く事になりました。

高速道路が通行止めになっており、渋滞を予測して午前6時に出発(仕事開始予定は13時)。
通常なら1時間半もあれば到着する行程なのですが、高速道路通行止めの影響に加え、一般道も道路が崩れ落ちていたため片側通行となり、渋滞に拍車がかかりました。

「こういう時こと不要不急の外出は控えるべきだよな」と思いつつも、仕事で行けと言われれば行くしかない立場。

結局7時間くらいかけて到着。

仕事が終わった後は広島に戻る予定だったのですが、この状況が続くのであれば帰りも相当な時間がかかるだろうし、それだったら暫く備北~岡山方面に滞在した方が何かと都合が良いと思いクライアント先に交渉、しばらく福山・岡山方面の仕事をする事にしました。

急遽翌日以降の仕事先に合わせてホテルを予約。7月10日は岡山市のホテルに宿泊しました。

場所はあまり吟味しませんでしたが、岡山空港の近く、若干山あいのホテルでした。
翌朝仕事先に向かう前に時間があったので、ホテル近くの神社へ立ち寄ることにしました。

近くに「池田神社」という神社を見つけたので、そちらへ参拝しました。

神社は人の気配が無く、こじんまりとした感じです。

ですがそれゆえにひときわ目立ったのが鳥居脇の看板に書かれていた「この鳥居は丹波哲郎氏が参拝され奉納されたものです」の文字。

池田神社 池田神社

丹波哲郎氏と言えば霊界についてよく語っていた記憶があり、神道と霊界の関係はよく分かりませんが、その丹波哲郎氏が参拝したとなると何かと「いわく」のありそうな神社だな、と思いました。

なお現在、神社境内の一部にはソーラー発電施設が設置されており「神社経営も大変なんだな。」と思いつつ仕事に向かいました。

池田神社

厳密にはこのソーラー施設が敷地内のものかどうかは分かりません

余談ですが、私が神社に参拝する際は、主に「仕事の成功と無事に家に帰れること」を祈願します(仕事の合間に参拝することが多いので)。今回ほど無事の帰宅を切に祈願した事はありませんでした。

池田神社の御由緒

御祭神である「花山命婦稲荷大神」はもともとは花山天皇の勅願により京都御所内に祀られていましたが、応仁の乱により荒廃してしまいます。

時の左大臣(後の太政大臣)「花山院政長」の時に花山院家の邸内社としてお祀りすることになり、以後花山院家の鎮守神として祀られてきました。

明治時代に入ると花山院家の娘を妃とする天皇外戚「中山家」に祭祀が相続され、現在は山陰神道貴嶺宮(愛知県額田郡幸田町)にお祀りされているとのことです。

平成12年(2000年)、分社を許され池田神社に遷座されています。

私は見ていませんが、境内に犬が放し飼いされているそうですので参拝される方はご注意下さい。

池田神社の概要

神社名
池田神社
主な御祭神
花山命婦稲荷大神(かざんみょうぶいなりおおかみ)
鎮座地
岡山県岡山市北区日応寺31−1
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御朱印を頂ける場所
不明(以前は頂けたが今は頂けない?)
参拝日
平成30年7月11日
地図

駐車場について

参拝者用の無料駐車場があります。