【神社巡り】高野神社(岡山県津山市)
目次
曖昧な記憶で参拝を振り返る
令和5年8月30日の参拝
前回投稿のつづきです。
仕事で急遽鳥取県に行く事になり、前日は移動日で岡山県津山市に宿泊。
美作国の一宮「中山神社」を参拝した私は、次に二宮「高野神社(たかのじんじゃ)」に向かいます。
「高野神社」は津山市中心部のやや西側、「吉井川」に沿うような形で鎮座しています。
実はだいぶ以前に備前市の「田倉牛神社」を参拝した後に津山市に来た事があるのですが、その時に横の道路を通っていて既視感はありました。
駐車場は道路を挟んで反対側にありましたのでそちらに駐車。
川に平行して参道が続くので「横に長~い」という印象です。隋門は「源頼朝」の命で建てられたそうです。
「高野神社」は先述の通り美作国の二宮とされています。
「一宮とか二宮とか何?」と思った方はこちらをご覧ください。
御本殿は津山藩2代目藩主「森長継」によって造営されたものだそうです。
御本殿で参拝をして、境内を散策してみます。
写真には残っていなかったのですが、末社には全国的に珍しい「夜泣き封じの神様」を祀る「荒神社」も鎮座しています。
境内社の情報
神社名 | 八幡神社 |
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御祭神 | 応神天皇 神功皇后 |
境内社の情報
神社名 | 龍神社 |
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御祭神 | 髙麗神 |
境内社の中でも「御先神社(みさきじんじゃ)」は古来から信仰を集めており、多くの参拝者のために拝殿が造られたそうです。
「高野神社」「御先神社」にそれぞれ祭場を持つ珍しい様式だそうです。
境内社の情報
神社名 | 御先神社 |
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御祭神 | 専女神 |
境内社をそれぞれ参拝。社務所で御朱印を頂こうと思ったのですが、どうやら神職はご不在のようでした。
幸い、書き置きの御朱印がありましたのでそれを頂こうと思っていたら、ちょうど神職が帰って来られて手書きの御朱印を頂けました。誠にありがとうございます。
高野神社の御由緒
安閑天皇2年(534年)の創建で、近くを流れる吉井川の川原にあったオノコロ石が発祥と伝えられています。
平安時代に編纂された「延喜式神名帳」には式内社としての記載があります(津山市高野本郷にも「高野神社」があるため論社となっているそうです)。
古くから美作国の二宮として「源頼朝」「山名時春」「毛利元就」「小早川隆景」などの権力者や津山藩主の森氏などからの崇敬を受け、社殿の造営などを受けました。
現在の社殿は寛文3年(1663年)に津山藩2代藩主「森長継」によって造営されたもので、県の重要文化財に指定されています。
末社の「荒神社」は夜泣き封じの神様をお祀りする全国的も珍しい神社だそうです。
高野神社の御朱印
高野神社の御朱印
高野神社の概要
- 神社名
- 高野神社
- 主な御祭神
主祭神彦波限武鵜葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)初代 神武天皇の父
相殿神鏡作命(かがみつくりのみこと)中山神社の主祭神 大己貴命(おおなむちのみこと)美作総社宮の主祭神
- 社格等
- 主な摂末社
- 御先神社
荒神社
八幡神社
龍神社
淡島神社
末社殿
- 鎮座地
- 岡山県津山市二宮601
- GoogleMapで開く
- 御朱印を頂ける場所
- 同敷地内社務所
- 参拝日
- 令和5年8月30日
- 地図
駐車場について
参拝者用の無料駐車場があります。