【神社巡り】湯の山明神社(広島県広島市佐伯区)
目次
曖昧な記憶で参拝を振り返る
前回の投稿で「観音神社」で「湯の山明神社(ゆのやまみょうじんしゃ)」の御朱印を頂いた話を書きました。
実は前回の投稿を書いている間、同じ日に「湯の山明神社」を参拝していた事を途中まですっかり忘れていました。
当日は仕事で広島市佐伯区湯来町を訪れており、仕事終わりに参拝していました。
佐伯区湯来町は広島市の山間部にあり、「湯来温泉」と「湯の山温泉」という2つの温泉があります。
どちらも江戸時代に広島藩主の湯治場として栄えたそうです。
今でこそ広島市内から30分くらい車を運転すれば到着しますが、当時は人力か馬でけっこうな山道を登っているはずなので、それなりに大変だったのではないかと思います。
余談ですが、漫画「スラムダンク」で湘北高校がインターハイで広島に来た際に宿泊した「ちどり荘」のモデルとなったお宿が湯来温泉にありました(現在は営業していません)。
仕事を終わらせて「湯の山明神社」のある「湯の山明神湯治場」へ向かいます。
「湯の山明神湯治場」は昔ながらの湯治場といった雰囲気です。そして坂が急で階段が多いです。
実は「湯の山明神社」の本殿には「滝登りの鯉」の彫刻が施されており、これが縁で毎年広島東洋カープの新入団選手が祈願に訪れています。
そしてそれが毎年ローカルニュースになるので、神社の知名度はそれなりにあると思います。
神社への参道はほぼほぼ石の階段を登っていくのですが、当日は雨が降ったり止んだりみたいな天気だったので、足を滑らさないか心配になりながら進みました。
そんなこんなで拝殿に到着
参拝をして「それでは本殿の鯉の彫刻でも拝ませて頂こうかな~。」と思ったのですが、どうやら本殿に行くには拝殿の中を通り過ぎるしか道がないようです。
流石に勝手に拝殿を突き進む訳にはいかないので、本殿へ向かうのは諦めました。
仕方がないので拝殿の横から本殿の写真を撮っています(うっすら鯉らしき物が見える?)。
横から拝殿と本殿を撮るとこんな感じでした。
そのほか、「湯の山明神社」には「稲荷神社」「胡子神社」や「不動明王」を祀る祠がありました。
どちらも階段を登ったり下りたりします。
参拝の後は前回の投稿どおり「観音神社」へ向かって御朱印を頂いています。
湯の山明神社の御由緒
湯治場としての案内書きはあったのですが、「湯の山明神社」としての由緒が書かれた物を見つける事ができませんでした。
そのため、御由緒、御祭神など一切不明です。
分かりましたら更新します。
「湯の山明神湯治場」は古くから鉱泉が湧き出ていたそうですが、それが寛延元年(1748年)に広島藩主浅野吉長の知る所になり、それ以来藩指定の湯治場となったそうです。
藩主が入湯したという事で、領内外から入湯者は旬間1,000人達したそうです。
「湯の山明神湯治場」は国の重要有形民俗文化財に指定されています。
「湯の山明神社」の本殿に「滝登りの鯉」の彫刻がある縁で、平成30年(2018年)から広島東洋カープの新入団選手が毎年祈願に訪れています(コロナ期間は中断)。
湯の山明神社の御朱印
湯の山明神社の御朱印
湯の山明神社の概要
駐車場について
湯の山明神湯治場の駐車場があります。