【神社巡り】金神社(岐阜県岐阜市)
目次
曖昧な記憶で参拝を振り返る
仕事で岐阜県岐阜市を訪れた際に参拝。
新幹線と快速を使って岐阜駅に到着。
「岐阜」という地名は織田信長が付けただけあって、駅前には信長公の像がありました。
織田信長公もマスクをして感染防止
時まさにコロナまっただ中、信長公の像が金ピカに輝いている事に驚きましたが、その信長公がマスクをしている事はさらに驚きました(この像けっこう高さがあります)。
この日は駅前のホテルに宿泊して、翌日から仕事。
ちょうど受験シーズンなのか、ホテルフロントでは大学受験を控えたくらいの年頃のお子さんとその保護者とみられる姿が目立ちました。
「大学入試でホテルに泊まる場合、親御さんが付き添うんだな。」と思いましたが、よくよく振り返ってみれば私の場合、親は同伴していましたし、なんだったら親だけではなく祖父母も同伴でした(半ば旅行みたいな感じになっていました)。
翌朝仕事に出る前に少し早起きして岐阜駅周辺の神社に参拝することにしました。
事前に調べたところ、駅から徒歩15分くらいの所に「金神社(こがねじんじゃ)」があるとのこと。
「金」というワードで邪(よこしま)な気分になりますが、とにかく金運・商売繁盛に御利益があるとのことなので、とてもありがたいです!!
岐阜の街並みを観察しながら金神社に到着。
さすが「金」神社だけあって鳥居も金ピカです!
金神社の鳥居と社号標
境内を散策してみると、御由緒書きなど神社案内がデジタルであることに気づき、「最近はこんな事になってるのね。」と、興味津々な私。
ひととおり拝見しました
参拝の後、御朱印を頂くのですが、通常の御朱印のほかに金ピカに輝く紙に書かれた特別御朱印も授与されていました。
名前から色々金ピカで面白い神社でした。
金神社の拝殿
余談ですが、岐阜に到着した日に晩ごはんを食べるお店を探していた所、駅前で「台湾もつ鍋」というお店を見つけました。
「台湾ラーメン」は岐阜のお隣、名古屋発祥というのは知っていたのですが、まさかもつ鍋まであるとは知りませんでした。
この時は一人だったので流石に入るのは憚られましたが、私は辛い食べ物が好きなので非常に気になりました。
岐阜に行く機会はなかなか無いが、一度入ってみたい
金神社の御由緒
起源と歴史について
金神社は産業繁栄、財宝・金運招福、商売繁盛に御神徳のある神として篤い信仰を集めています。
創建の起源は、成務天皇の御代(135年)に物部臣賀夫城命が国府をこの地に定め、金大神を篤く崇敬し創建されたと伝えられています。
金神社の鳥居は昭和62年(1987年)に建設されましたが、錆が目立ち始めたため平成27年(2015年)に塗り替えられています。
その際、もとの焦げ茶色から金色に塗り替えられています。
御祭神について
主祭神は「渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)」。景行天皇の第六皇女で、「五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)」の妃とのことです。
五十瓊敷入彦命は朝廷の命により奥州を平定しますが、その功を妬んだ陸奥守豊益が「謀反の心あり」と讒言したため、朝敵として三野(美濃:現在の岐阜県南部)の地で討たれました。
その後、妃である渟熨斗姫命はその地を訪れ、夫の御霊を慰めつつ生涯を終えられました。
その間、渟熨斗姫命は私財を投じて町を開拓し、産業・農業の発展に寄与したことから「財をもたらす神」として信仰されるようになり、「金大神」と称されるようになりました。
「五十瓊敷入彦命」は「伊奈波神社(いなばじんじゃ)」の御祭神で、伊奈波神社は岐阜市に鎮座しています。
金神社の御朱印
金神社の御朱印
金神社の特別御朱印(金嶺紙)
境内社:金祥稲荷神社の御朱印
金神社の概要
- 神社名
- 金神社
- 主な御祭神
主祭神渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)景行天皇の第六皇女で、「五十瓊敷入彦命」の妃
- 社格等
- 主な摂末社
- 金祥稲荷神社
金高椅神社(こがねたかはしじんじゃ)
- 鎮座地
- 岐阜県岐阜市金町5-3
- GoogleMapで開く
- 御朱印を頂ける場所
- 同敷地内社務所
- 参拝日
- 令和3年3月8日
- 地図
駐車場について
私は宿泊していたホテルから徒歩で参拝したため詳細は不明ですが、公式サイトによると駐車場があるそうです。