【神社巡り】石鎚神社(愛媛県西条市)

目次

曖昧な記憶で参拝を振り返る

仕事で愛媛県を訪れた際に参拝。

たしか愛媛県新居浜市で午前の仕事を終え、次の仕事先が松山市だったので、移動中西条市の石鎚神社に立ち寄った記憶があります。

四国最高峰、霊峰石鎚山を御神山とする「石鎚神社(いしづちじんじゃ)」はあまりにも有名で、一度は参拝してみたい神社でした。

言うまでもなく「石鎚本教」の総本宮です。

四国最高峰を御神山にする、と言っても本殿自体は車で少し登った所にありました。

石鎚神社

石鎚神社の楼門。しめ縄は牛蒡型

もっとも、私が参拝したのは「口之宮 本社(くちのみや ほんしゃ)」という最も参拝しやすい社殿で、その他、石鎚山の7合目には「中宮 成就社(ちゅうぐう じょうじゅしゃ)」や、石鎚山の山頂には「奥宮 頂上社(おくのみや ちょうじょうしゃ)」も鎮座しています。

石鎚神社

石鎚神社 口之宮 本社

一度は頂上社にも参拝してみたいですが、霊峰である石鎚山、そう安易な気持ちで登るのも如何なものかと思いますので、信心改めて相応しいと思えた時に挑戦できればと思います。

参拝の後、御朱印帳が全て埋まっていたので、新しい御朱印帳と御朱印を頂きました。

そういえば私が子どもの頃、地元の近くに「いしづち」というコンビニみたいなお店があったので「石鎚(いしづち)」という名前とフクロウのキャラクターは妙に記憶に残っていました。

知らべてみると「正式名称:ナイトショップいしづち」は愛媛県発祥のコンビニチェーンのようで、石鎚山から名前をとったみたいです。「ナイトショップ」とありますが「夜でも開いている」という意味合いだそうです(現在は愛媛と兵庫にのみ店舗があるそうです)。

石鎚神社の御由緒

起源と歴史について

「石鎚神社」は日本七霊山の一つ、四国にとどまらず西日本の最高峰、霊峰・石鎚山を御神山とする神社で、石鎚本教の総本宮でもあります。

平安時代に編纂された最古の説話集「日本国現報善悪霊異記(にほんこくげんほうぜんあくりょういき)」には、「崇神天皇35年(紀元前63年)、石鎚の峰に神を勧請す」とあるそうです。

石鎚山は、飛鳥時代(685年)に、「役小角(えんのおづぬ)」によって開山され、その後「寂仙菩薩(じゃくせんぼさつ)」によって「石鎚蔵王大権現」と称され、常住社(今の中之宮成就社)を創建、以来神仏習合・修験の道場として繁栄したそうです。

朝廷の信仰も厚く、歴代天皇が納めた仏像や経巻が収められたそうです。

明治時代に入り、神仏分離令により「石鎚神社」と改称。

明治22年(1889年)、火災により中之宮成就社の社殿・宝物が消失。昭和55年(1980年)にも大火に見舞われ全焼。その後昭和57年(1982年)に再建されています。

現在でも日本古来の山岳信仰に修験道、神仏混淆の影響を残した独特の「石鎚信仰」として、多くの人々に崇敬されています。

御祭神について

御祭神は「石鎚毘古命」(「石土毘古」「石鎚大神」とも称されます)。天照皇大神の兄に当たる神様とされています。

御祭神は一神ですが、「仁智勇」の御神徳を表すため「玉持(たまもち)」「鏡持(かがみもち)」「剣持(つるぎもち)」の3体の御神像をお祀りしています。

石鎚神社の御朱印

石鎚神社の御朱印

石鎚神社の御朱印

石鎚神社の御朱印帳

石鎚神社の御朱印帳

石鎚神社の御朱印帳

石鎚神社の概要

神社名
石鎚神社
主な御祭神
石鎚毘古命(いしづちひこのみこと)
社格等
近代社格 
県社
現在の分類
別表神社
主な摂末社
綜合摂社
天皇社
厳島社
三倍神社
方違社
大石社
鎮座地
愛媛県西条市西田甲797番地
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御朱印を頂ける場所
同敷地内社務所
参拝日
平成28年10月13日
地図

駐車場について

参拝者用の無料駐車場があります。