【神社巡り】高屋神社(香川県観音寺市)
目次
曖昧な記憶で参拝を振り返る
令和6年3月17日の参拝
令和6年3月17~19日に四国を旅行してきました。
17日の夜に香川県琴平町(金比羅宮がある町)のホテルに宿泊する予定だったので、その前に観音寺市にある「高屋神社(たかやじんじゃ)」に参拝する計画を立てていました。
「高屋神社」は、その本宮が稲積山の頂上(標高404m)にあり、観音寺市と瀬戸内海が見下ろせる「天空の鳥居」として有名な観光スポットとなっています。
高屋神社の本宮へ行くには「参道を徒歩で歩く」「自家用車等で行く」「シャトルバスで行く」という方法があります。
事前情報では車で行く場合、「高屋神社(本宮)」までの道幅が狭く離合できる箇所も少ないそうで、脱輪してしまう車も多いそうです。
さらに、土日に関しては一般車両の乗り入れが禁止されており(途中で通行止めされています)、徒歩じゃない場合はシャトルバスを利用する必要があります。
シャトルバスは琴弾公園にある「有明グラウンド」から発着していて、乗車券は近くの「道の駅ことひき」で販売されています(往復1,500円)。
「道の駅ことひき」の看板が少々見えづらので、隣の「世界のコイン館・大平正芳記念館」を目印にしたら分かりやすいです。
また、「道の駅ことひき」の駐車場はあまり広くないので、時間に余裕があれば「有明グラウンド」から歩いて行っても良いかと思います(徒歩5分もかからないくらい)。
私が参拝したのが日曜日だったので、乗車券を購入してバスに乗り込みます。流石の観光スポット、春休み期間という事もあり多くの観光客がバスに乗り込みました。
「有明グラウンド」から約30分弱で「高屋神社」の手前まで行けれますが、途中の道はたしかに車2台がすれ違えない、そんな山道を登っていきます。
停留所でバスを降り、そこから少し歩くのですが坂が急でした。
坂を登ると右手に社殿、正面に「天空の鳥居」が見えます。
バスは各時00分と30分に発着するので約30分で参拝をすませないといけませんが、神社自体は大きくないので正直30分もあればひととおり見てまわれます。
逆に13時00分はバスが無いので、12時00分「有明グランド」発のバスに乗ると1時間滞在する必要があります
拝殿で参拝をして、「天空の鳥居」からの眺めを堪能します。
当日は生憎の小雨まじりの曇天でしたが、それでも眼下の景色は素晴らしかったです。
御朱印や御守りなどは、境内にある自動販売機で拝受できます。
30分ほど滞在して帰りのバスに乗り込み「有明グランド」に戻ります。
「有明グラウンド」の近くには寛永通宝の巨大な砂絵「銭形砂絵」の展望台もあります(こちらも道路は細いですが、一方通行なので難しくはないです)。
「銭形砂絵」は、高松藩主「生駒高俊」が領内巡視に訪れた際、藩主を歓迎するために地元の領民が一夜で作り上げられた物と伝えられています。
この銭形を「銭形砂絵」を見ると、健康で長生きしてお金に不自由しなくなると言われています。
現在でも春と秋に地元のボランティアの手によって整えられています。
余談ですが「有明グラウンド」の近くに「琴弾八幡宮」もありますので、時間に余裕のある方はあわせて参拝されてはいかがでしょうか?
高屋神社の御由緒
「高屋神社」には「下宮」「中宮」「本宮」があります(今回私が参拝したのは「本宮」になります)。
詳しい創建年は不明ですが、延喜5年(905年)に編纂された「延喜式神名帳」には「讃岐国刈田郡高屋神社」とあり、延喜式内社讃岐二十四社の一社とされています。
当初は稲積山の山頂にあった社を1600年頃に中腹に移し、さらに1760年頃に山麓に移しましたが、里人が祟りを恐れて1831年に山頂に再び本殿を造営したそうです。
本宮の「高屋神社崇敬記念碑」には平成21年(2009年)に「山林道・本宮への道が完成し・・・」とあるため、本宮や「天空の鳥居」へ続く道路はこの頃完成したと思われます。
「高屋神社」は山頂の名前を取り「稲積社」とも呼ばれています。
高屋神社の御朱印
高屋神社の御朱印
高屋神社の概要
- 神社名
- 高屋神社
- 主な御祭神
邇々杵命(ににぎのみこと)天照大御神の孫神 保食命(うけもちのみこと)食物を司る神 咲夜比女命(さくやひめのみこと)邇々杵命の御妃神
- 社格等
- 鎮座地
- 香川県観音寺市高屋町2800
- GoogleMapで開く
- 御朱印を頂ける場所
- 境内の自動販売機
- 参拝日
- 令和6年3月17日
- 地図
駐車場について
参拝者用の無料駐車場があります。
ただし土日は一般車両の乗り入れできないため、「有明グラウンド」からシャトルバスを利用してください。