金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町)
目次
曖昧な記憶で参拝を振り返る
徳島県阿南市に出張で3日くらい滞在し、その帰りに徳島県の津峯神社、大麻比古神社とめぐりました。
そのまま瀬戸大橋を渡って広島まで帰るつもりでいたのですが、
思い立って高松をスルー、そのまま西へ移動して琴平町の金刀比羅宮を訪れることにしました。
実は小学校の修学旅行の際にも訪れた場所で、思い出深い神社です。
金刀比羅宮は象頭山という山の中腹にあるので、参道の石段の数が有名です。
山の中腹なので、拝殿までは785段、奥社までなら1368段という数の石段を登って行かないといけません。
しかも私は出張帰りなのでスーツ姿。神社へは仕事の合間に参拝する事が多いのですが、我ながらよくやる。と思います。
階段を上がる途中に生きた御神馬を見ました。生身の御神馬ってほとんど見ないですよね(私が見られたのは金刀比羅宮と日光東照宮ぐらいと記憶しています)。
途中休憩を挟みながら拝殿までたどり着き、参拝ののち御朱印を頂きました。
金刀比羅宮で個人的に好きな物がもう一つありまして、「黄色いお守り」です。
写真には残っていないので申し訳ないのですが、ウコンで染められた鮮やかな黄色をしたお守りです。
私はこのお守りが好きで、参拝の際には必ず頂くようにしています。
そういえば修学旅行の時にガイドさんが「象頭山は象の形をしていて、金刀比羅宮がちょうど目の場所にあるんですよ。ホラ見えるでしょ。」みたいな事を言っていたのを覚えているのですが、
どこがどうなって象なのか、あの時もこの時もよく分かっていません。

金刀比羅宮の写真が残っていなかったので、琴平町で食べた骨付き鶏の写真載せます
参拝を終え、また階段を降りた後は広島まで戻りました。
金刀比羅宮の御由緒
金刀比羅宮は琴平町の象頭山の中腹に鎮座しており、全国に約600ある金刀比羅神社・琴平神社・金比羅神社の総本宮です。
金刀比羅宮の由緒は諸説あり、大物主命を祭った「琴平神社」が、本地垂迹説(神仏習合の思想のひとつ)の影響を受け仏教の金毘羅と習合して「金毘羅大権現」と称したものや、修験道の役小角が象頭山に登った際に金毘羅の神験に遭ったのが開山の縁起になった、などがあります。
その後、明治時代の神仏分離令により「金毘羅大権現」から「金刀比羅宮」に改称しています。
古くから海上交通の守護神であり、漁師や船員などに信仰の厚い神社です。境内の絵馬殿には航海の安全を祈願した絵馬や船の写真に安全祈願をして奉納したものなどが多く見られます。
江戸時代には飼い主の代わりとして、犬の首に初穂料と道中の食費をぶらさげて参拝させており、その様子を「こんぴら狗」と呼んでいました(境内にもこんぴら狗の銅像があります)。
参道の石段が長いことで有名で(奥社まで1368段)、以前は籠屋が人を載せて階段を登っていましたが、担ぎ手の高齢化のため廃業となりました。
金刀比羅宮の御朱印

金刀比羅宮の御朱印
金刀比羅宮の概要
- 神社名
- 金刀比羅宮
- 主な御祭神
- 大物主命(おおものぬしのみこと)
崇徳天皇(すとくてんのう)
- 社格等
- 鎮座地
- 香川県仲多度郡琴平町字川西892-1
- GoogleMapで開く
- 御朱印を頂ける場所
- 同敷地内社務所
- 参拝日
- 平成27年12月7日
- 地図
駐車場について
参拝者用の駐車場はありませんが、付近に町営駐車場やコインパーキングなどがあります。