【神社巡り】日御碕神社(島根県出雲市)

目次

曖昧な記憶で参拝を振り返る

旅行で島根県出雲市を訪れた際に参拝。

令和元年、11月に解禁になる「松葉ガニ」を求めて島根県松江市の温泉旅館へ行きました。

その道すがらに観光をしておりまして、「出雲大社」から「日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)」「日御碕灯台」を巡りました。

「出雲大社」から「日御碕神社」に向かう途中には「稲佐の浜」もあります。

(ちなみに浜にある岩には「豊玉毘古命」を祀った祠があるそうです)

日御碕神社

稲佐の浜

「稲佐の浜」は「古事記」において「建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)」が国譲りの交渉をした場所です。

毎年旧暦10月の「神在月」では、八百万の神々をここでお迎えし、ここから出雲大社へ向かい「神議り」という会議を行うと言われています。

なお、出雲大社での「神議り」が終わった後は「万九千神社」で直会(祭事の後の宴会)をして全国へ帰られるそうです。

そんなこんなで「日御碕神社」に到着。

日御碕神社

日御碕神社 日沉宮

「日御碕神社」は「素戔嗚尊」と「天照大御神」をお祀りする神社で、島根半島の西端の夕日の沈む日御碕から「日の本の夜を護る」とされた神社とのことです。

境内には「神の宮(素戔嗚尊をお祀り)」と「日沉宮(天照大御神をお祀り)」という二つの社殿があります。

日御碕神社

日御碕神社 日沉宮

ですが、写真は「日沉宮」しか残っていませんでした。これはいけない。

参拝の後、御朱印を頂いて「日御碕灯台」へ向かいます。

日御碕神社

日御碕灯台

「日御碕灯台」は明治36年(1903年)に作られた、日本一の高さを誇る石造灯台です。

もちろん中に入って上まで登ることができますが、当然ですが元々観光施設ではないので、らせん状の階段はけっこう急です。

ちなみに私は(開放的な)高い所が苦手なので、灯台の上まで登りましたが外には出ていません(汗)

灯台の近くには土産物屋や飲食店などもあり、地元でとれた海産物などが販売されていました。

日御碕神社

旅館でカニを頂きました

観光の後は旅館でしっかりカニを頂きましたよ。たまにはこういう旅行も良いですね。

日御碕神社の御由緒

「日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)」には「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」を祀る「神の宮(上の宮)」と「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」を祀る「日沉宮(下の宮)」の2社があり、相称して「日御碕神社」と呼ばれています。

「神の宮」は安寧天皇13年(2,500年以上前)に、「日沉宮」は天暦2年(948年)に村上天皇の勅命によりそれぞれ現在地へ遷座されています。

「日沉宮」については「伊勢神宮が日の本の昼を護り、日御碕神社が日の本の夜を護る」との神勅により、当地から近い「経島(ふみしま)」に祀られたのが起源となります。

「経島」は現在も日御碕神社の神域として立入禁止にされており、年に一度の例祭の時のみ神職の上陸が許されているそうです(島内に「経島神社」が鎮座しています)。

古くから朝廷からの崇敬が厚く、鎌倉時代も幕府から崇敬されていました。

現在の社殿は江戸幕府三代将軍の徳川家光の幕命により建立されたものだそうで、西日本では珍しい総権現造の社殿となっています。

日御碕神社の御朱印

日御碕神社の御朱印

日御碕神社の御朱印

日御碕神社の概要

神社名
日御碕神社
主な御祭神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
社格等
古代社格 
式内小社
近代社格 
国幣小社
現在の分類
別表神社
主な摂末社
門客人社
蛭児社
十九社摂末社
荒魂神社
荒祭宮
御井神社
稲荷神社
韓國神社
宗像神社
経島神社
鎮座地
島根県出雲市大社町日御碕455
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御朱印を頂ける場所
同敷地内社務所
参拝日
令和元年11月16日
地図

駐車場について

参拝者用の無料駐車場があります。