賣沼神社(鳥取県鳥取市)
目次
曖昧な記憶で参拝を振り返る
鳥取県鳥取市に仕事で来た時に参拝。
鳥取市の南部、河原ICの少し西側の川沿いに「賣沼神社(めぬまじんじゃ)」はあります。
参拝をすることになった細かなきっかけは忘れてしまいましたが、近くで仕事をしていたので立ち寄ったと記憶しています。


ちょうど例祭の準備なのか、氏子の方々が境内にいらっしゃって、あまり邪魔をしたらよくないなと思い、参拝の後はそそくさと立ち去ってしまいました。
(そのため、御朱印が頂けるかどうか確認をしていません。)
賣沼神社の隣には八上姫公園があり、ここには大国主命と八上姫命が出会ってから結ばれるまでを紙芝居形式で描いた石碑があります。
この絵柄、どこかで見たことあるような、、、と思っていましたが、どうやら週刊少年サンデーに連載されていた「拳児」という中国拳法(八極拳)を扱った漫画の作者、藤原芳秀先生が地元出身とのことで絵を依頼されたそうです。
ちなみにこの絵は大国主命が、沐浴をする八上姫命(賣沼神社の御祭神)を見ているシーンだったと記憶しています。
(これ以外にも何枚も石碑があります)

リアルタッチで八上姫命をのぞき見する大国主命
賣沼神社の御由緒
延長5年(927年)にまとめられた「延喜式神名帳」に「八上郡賣沼神社」と書かれてあり、これが現在の賣沼神社になります。
中世より「西日天王」と称していましたが、元禄年間より「賣沼神社」に改称しています。
御祭神は八上姫命。八上姫命は絶世の美女と言われ、因幡の白兎伝説と縁の深い神様を祀っています。
古事記では大国主命の兄達(八十神)が八上姫命に求婚しますが、そこに大国主命が遅れてやって来ます。
八上姫命に会う前に、サメに皮を剥がされた因幡の白兎に対してウソの治療法(海水で身体を洗う)を教えた八十神たちと、正しい治療法(真水で身体を洗い蒲の穂を敷いて寝転がる)を教えて救った大国主命。
その出来事を聞いていた八上姫命は、八十神の求婚を断り大国主命と結婚すると言い、2人は結ばれます。
(八上姫公園の石碑はまだ続きがありますが割愛)。
賣沼神社の概要
駐車場について
隣接する「八上姫公園」に無料駐車場があります。