【神社巡り】八幡朝見神社(大分県別府市)

目次

曖昧な記憶で参拝を振り返る

今回は珍しく旅行で大分県別府市の鉄輪温泉に行った時のお話。

大分に行くなら「宇佐八幡宮」に是非立ち寄りたいと思うのですが、今回の旅行は「温泉旅行」です。

基本的に神社に強い関心を持つのは私一人だけなので、「そこはまぁ今回はそういう旅行だから。」という思いで特に神社参拝については考えない事にしました。

それが何故か神社に寄る流れになり、その流れについて辿り着いたのが「八幡朝見神社(はちまんあさみじんじゃ)」でした。

八幡朝見神社は別府温泉の総鎮守で、「温泉神社」という名のいかにも温泉地的な名前の神社を合祀しています。

八幡朝見神社

八幡朝見神社の拝殿

だいたい私は仕事の合間に神社に寄る時は、一人で移動している事が多いので他の人を気にせず自由に時間を使っているのですが、複数人で旅行となると話は別です。

色々周りに気を遣うので、非常にあっさりお参りしたり、早朝にこっそり一人で参拝に行ったりしています。

今回も(神社に寄ると言い出したのは私ではないのですが)基本的な熱量の違いを気にし、やはり周りに気を遣い拝殿周りを軽く見て周ったのみです。

そのため最近の参拝なのに写真があんまり撮れませんでした。

八幡朝見神社

御神木の大楠木と石の神馬像

今回の旅行で私は色々な物を忘れて出発してしまい、御朱印帳も忘れてしまいましたが、社務所に丁度御朱印帳もありましたので拝受し、あわせて御朱印も頂きました。

こちらも温泉地らしい温泉マークのたくさんついた可愛らしいデザインの御朱印帳です。

また、別府だけに地獄めぐりも観光しましたので、一緒に写真をアップしてみました。

八幡朝見神社

白池地獄。白色の温泉(高熱)の池で、湯煙が凄い

ちなみに別府の地獄めぐりには「別府地獄組合」に加入している地獄と、「していない」地獄がありまして、地獄にも色々あるもんだと思いながら巡りました。

あと個人的には「地獄めぐり」と言えばキン肉マンの「悪魔六騎士」が思い出されるのですが、「宇宙地獄」なんて地獄は別府には存在しません。

八幡朝見神社

「かまど地獄」。竈門だけに鬼滅効果が凄い昨今でした

八幡朝見神社の御由緒

創建は建久7年(1196年)、鎌倉幕府より守護職として豊前・豊後に赴任された大友能直(戦国大名・大友宗麟の祖先)が、鎌倉の「鶴岡八幡宮」を勧請して「八幡朝見神社」を創建しました。

当初は龍ヶ岡(現在の乙原)に社地がありましたが、鶴見山(鶴見岳)の噴火により社地が崩壊してしまったため、正平3年(1348年)に現在地に遷座したそうです。

慶長3年(1598年)に別府湾で震災が起こり、本殿など社殿が壊滅したと言われていますが、寛文10年(1670年)に社殿を再興、元禄9年(1696年)には神殿と楽殿が新築されたそうです。

明治時代には県社に列格し、昭和2年(1927年)に斎殿と能楽殿が新築されました。

平成8年(1996年)には創建800年を記念して八幡臺(ばはんだい)という舞台や三の宮(光の宮、匂の宮、秋の宮)、朝見文庫が新設されました。

また、かつて別府には別府温泉の鎮守神である「温泉神社」が鎮座していましたが、戦後の神道指令により八幡朝見神社に合祀されています。

毎年4月に行われる「別府八湯温泉まつり」は、温泉神社で行われていた「豊年祭り」がルーツになっているそうです。

八幡朝見神社の御朱印

八幡朝見神社の御朱印

八幡朝見神社の御朱印

温泉神社の御朱印

温泉神社の御朱印

八幡朝見神社の御朱印帳

八幡朝見神社の概要

神社名
八幡朝見神社
主な御祭神
大鷦鷯尊(おおさざきのみこと)
誉田別命(ほむだわけのみこと)
足仲彦命(たらしなかつひこのみこと)
気長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
大歳神(おおとしのかみ)
迦具土命(かぐつちのみこと)
大穴牟遅命(おおなむちのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
社格等
近代社格 
県社
現在の分類
別表神社
その他分類
豊後八幡宮七社
鎮座地
大分県別府市朝見2丁目15-19
GoogleMapで開く
御朱印を頂ける場所
同敷地内社務所
参拝日
令和4年4月3日
地図

駐車場について

参拝者用の無料駐車場があります。