【神社巡り】少彦名神社(大阪府大阪市中央区)

目次

曖昧な記憶で参拝を振り返る

大阪に仕事で出張した際に参拝。

前日夜に大阪のホテルに到着し、翌日仕事に行く前に近くの神社に参拝しようと調べていたら「少彦名神社」が目に留まりました。

「スクナヒコナ」という神様の名前はゲーム「真・女神転生2」で知ってはいましたが、当時は古事記を読んでいなかったので「小さい神様」という印象しかありませんでした。

また、大阪で小さい人と言えば「池野めだか」を連想し、なんだか面白そうなので参拝する事にしました。

写真は残っていないので神社の様子をお伝えできないのですが、オフィス街の一角にある小さな神社で「小さい神様」にピッタリなこじんまりとした神社でした。

祀られている「少彦名命」と「神農炎帝」はいずれも薬の神様ということで、製薬会社からの信仰の厚く、近隣には製薬会社の支店等もありました。

御朱印帳も頂きましたが、御朱印帳を入れる袋にもその特徴がよく表れています。

少彦名神社

少彦名神社の御朱印帳入れ(表)

少彦名神社

少彦名神社の御朱印帳入れ(裏)どちらが表か裏かは分かりませんが

参拝の後、御朱印帳・御朱印を頂いて仕事に向かいました。

少彦名神社の御由緒

道修町はもともと薬種業者の多い土地でしたが、江戸時代の安永9年(1780年)薬種中買仲間の団体が薬の安全と薬業の繁栄を願い、京都の五條天神社より「少彦名命(すくなひこなのみこと)」の分霊を寄合所に勧請し、既に祀られていた「炎帝神農(えんていしんのう)」と共にお祀りしたのが起源です。

御祭神の「少彦名命(すくなひこなのみこと)」は日本医薬の祖神、「炎帝神農(えんていしんのう)」は中国医薬の祖神とされています。そのため、製薬会社など医薬に携わる会社や病気平癒・健康祈願に対する信仰の厚い神社です。

境内には張子の虎が飾られていますが、これは江戸時代にコレラが流行した時に道修町の薬種中買仲間が「虎頭殺鬼雄黄圓(ことうさっきうおうえん)」という丸薬と共に張子の虎を病除けのお守りとして授与した事に由来しています。

少彦名神社は別称「神農さん」としても親しまれています。

少彦名神社の御朱印

少彦名神社の御朱印

少彦名神社の御朱印

少彦名神社の御朱印帳

少彦名神社の御朱印帳

少彦名神社の御朱印帳

少彦名神社の概要

神社名
少彦名神社
主な御祭神

少彦名命(すくなひこなのみこと)大国主命と共に国造りを行う。身体の小さな神様で、医薬・酒造りなどの神とされる

炎帝神農(えんていしんのう)中国古代の伝説上の帝王。人々に医療や農耕を教えたとされる

社格等
近代社格 
無格社
鎮座地
大阪府大阪市中央区道修町2-1-8
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御朱印を頂ける場所
同敷地内社務所
参拝日
平成26年3月20日
地図

駐車場について

参拝者用の駐車場は無いようです(近くにコインパーキング有り)。