【神社巡り】賣沼神社(鳥取県鳥取市)
目次
曖昧な記憶で参拝を振り返る
平成26年6月15日の参拝記録
初回参拝は平成26年6月15日。その後、令和5年8月31日に再度参拝しましたので、写真を追加しています。
鳥取県鳥取市に仕事で来た時に参拝。
鳥取市の南部、河原ICの少し西側の川沿いに「賣沼神社(めぬまじんじゃ)」はあります。
参拝をすることになった細かなきっかけは忘れてしまいましたが、近くで仕事をしていたので立ち寄ったと記憶しています。
ちょうど例祭の準備なのか、氏子の方々が境内にいらっしゃって、あまり邪魔をしたらよくないなと思い、参拝の後はそそくさと立ち去ってしまいました。
(そのため、御朱印が頂けるかどうか確認をしていません。)
令和5年8月31日追記
社務所は基本的に無人のようで、御朱印は近くの道の駅「清流茶屋かわはら」内の観光案内所で頂けます。
こちら「賣沼神社」の御祭神は、「八上姫命(やがみひめのみこと)」です。
「八上姫命」は絶世の美女と言われており、「古事記」の中の「因幡の白兎」伝説の中で「大国主命(おおくにぬしのみこと)」と結婚します。
令和5年8月31日追記
令和5年の参拝で気が付いたのですが、「賣沼神社」には何体かの狛犬がいるのですが、そのうちの一対がとてもコミカルなお顔をしていて非常に気に入りました。
そのほか、子を抱いた狛犬もいますが、こちらの由来は神社に書かれてありますので是非お読みください。
賣沼神社の隣には「八上姫公園」があり、ここには「大国主命」と「八上姫命」が出会ってから結ばれるまでを紙芝居形式で描いた石碑があります。
この絵柄、どこかで見たことあるような、、、と思っていましたが、どうやら週刊少年サンデーに連載されていた「拳児」という中国拳法(八極拳)を扱った漫画の作者、藤原芳秀先生が地元出身とのことで絵を依頼されたそうです。
ちなみにこの絵は大国主命が、沐浴をする「八上姫命」を見ているシーンだったと記憶しています。
(これ以外にも何枚も石碑があります)
令和5年8月31日の参拝記録
令和5年も付近で仕事をした後に参拝しています。
参拝の後、道の駅「清流茶屋かわはら」に寄って御朱印を頂いています。
賣沼神社の御由緒
創建は不明ですが、延長5年(927年)にまとめられた「延喜式神名帳」に「八上郡賣沼神社」と書かれてあり、これが現在の賣沼神社になるそうです。
中世より「西日天王」と称していましたが、元禄年間(1688~1704年)より「賣沼神社」に改称しています。
御祭神は「八上姫命(やがみひめのみこと)」。「八上姫命」は絶世の美女と言われ、因幡の白兎伝説と縁の深い神様を祀っています。
古事記では「大国主命(おおくにぬしのみこと)」の兄達「八十神(やそがみ)」が「八上姫命」に求婚しますが、そこに「大国主命」が遅れてやって来ます。
「八上姫命」に会う前に、サメに皮を剥がされた因幡の白兎に対してウソの治療法(海水で身体を洗う)を教えた「八十神」たちと、正しい治療法(真水で身体を洗い蒲の穂を敷いて寝転がる)を教えて救った「大国主命」。
その出来事を聞いていた「八上姫命」は、八十神の求婚を断り「大国主命」と結婚すると言い、2人は結ばれています。
(八上姫公園の石碑はまだ続きがありますが割愛)。
御祭神は「八上姫命」のほか、明治元年に「伊邪那岐命」「保食神」「建御方神」「高龗」「闇龗」を合祀しているとのことです。
賣沼神社の御朱印
賣沼神社の御朱印
賣沼神社の概要
- 神社名
- 賣沼神社
- 主な御祭神
主祭神八上姫命(やがみひめのみこと)絶世の美女と言われる女神で、後に「大国主命」の妃となる
- 社格等
- 鎮座地
- 鳥取県鳥取市河原町曳田
- GoogleMapで開く
- 御朱印を頂ける場所
- 道の駅「清流茶房かわはら」内の観光案内所で頂けます
- 参拝日
- 平成26年6月15日、令和5年8月31日
- 地図
駐車場について
隣接する「八上姫公園」に無料駐車場があります。