【神社巡り】田村神社(香川県高松市)

目次

曖昧な記憶で参拝を振り返る

香川県高松市に仕事で来た時に参拝。

高松西ICを降りてまっすぐ東へ行ったところに、道路沿いに大きな鳥居があるのは認識していました。

なかなか参拝する機会がありませんでしたが、ある機会に参拝できたので御朱印もいただけました。

神社境内はけっこう広く、色々な種類の石像も置かれていましたが、社殿の写真が残っていないのが残念です。

田村神社 田村神社

立派な昇り龍の石碑や、香川県なのに桃太郎の石碑があります。

桃太郎一行に、さらに女性までいるので、なんでかと思ったら御祭神の「倭迹迹日百襲姫命」は同じく御祭神で桃太郎のモデルになった「吉備津彦命(五十狭芹彦命)」のお姉さんのようです。

田村神社の御由緒

もともと「定水井(さだみずのい)」という深淵にいかだを浮かべ、その上に神を祀っていたと言われています。その後、和銅2年(709年)に行基により社殿が創建されたそうです。

以後、たびたび神階(祭神に奉った位階)が上がり、戦国時代から江戸時代にかけ、武将から社領の寄進などが行われたり、藩主の祈願所として崇敬されてきました。

現在、「定水井」は奥殿の床下に厚板で覆われた状態で、「深淵には龍が棲み、覗いたものは絶命する」という伝説があり、開かれたことは無いそうです。

御祭神の「倭迹迹日百襲姫命」は巫女的な存在で、桃太郎のモデルになった「五十狭芹彦命 (吉備津彦命)」の姉にあたる神様です。

倭迹迹日百襲姫命は五十狭芹彦命とともに西海鎮定の命を受け讃岐國に入り、農業殖産の開祖神となったそうです。
五十狭芹彦命は西海を鎮定し吉備国の祖神となりました。

御祭神の「倭迹迹日百襲姫命」「五十狭芹彦命」「猿田彦大神」「天隠山命」「天五田根命」を総称して「田村大神」と称します。

田村神社の御朱印

田村神社の御朱印

田村神社の御朱印

田村神社の概要

神社名
田村神社
主な御祭神
倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)
五十狭芹彦命(いさせりひこのみこと):吉備津彦命
猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
天隠山命(あめのかぐやまのみこと):高倉下命
天五田根命(あめのいたねのみこと):天村雲命
社格等
古代社格 
式内社(名神大社)
中世社格 
讃岐国一宮
近代社格 
国幣中社
現在の分類
別表神社
神階
正一位
鎮座地
香川県高松市一宮町字宮東286番地
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御朱印を頂ける場所
同敷地内社務所
参拝日
平成30年7月18日
地図

駐車場について

参拝者用の無料駐車場があります。