【神社巡り】大頭神社(広島県廿日市市)
目次
曖昧な記憶で参拝を振り返る
仕事で広島県廿日市市を訪れた際に参拝。
午前は広島市内で仕事、午後から廿日市市大野で仕事という予定でした。
この日はあいにく台風(後に温帯低気圧に変化)でしたが、雨風の勢いは弱く霧雨のような雨が降っていました。
午後の仕事まで余裕があったので、そういえば広島のローカルTV番組「西村キャンプ場」で先日妹背の滝に行っていた事を思い出し、妹背の滝には「大頭神社(おおがしらじんじゃ) 」があるので寄り道することにしました。
大頭神社の鳥居周辺
雨の中、片手には傘を、もう一方の手には鞄を手にし、写真を撮る時は鞄を股に挟んで撮るのがスタイルですw
「別鴉橋(べつあばし)」を渡って本殿へ行きます。
拝殿ではちょうど祭事をされていたようなので、控えめに参拝。
大頭神社の拝殿
参拝のついでに妹背の滝も見てみる事にしました。
妹背の滝は「雄滝(おんだき)」と「雌滝(めんだき)」の2つの滝からなります。
雌滝は拝殿の右手から見え、高く落差がありますが、水量は控えめです。
妹背の滝:雌滝
一方で雄滝は、雌滝と比べて高さはありませんが水量の多い滝で、雄滝の滝つぼ周辺は浅い水場になっています。
滝の近くで写真を撮りたかったのですが、この雨の中滝つぼで水遊びをしているご家族がいたので遠慮してかなり引きで撮りましたw
妹背の滝:雄滝。引きすぎてほとんど樹木に隠れてしまいました
大頭神社の境内には太平洋戦争までに祖国・郷土・愛する人のために尊い命をなげうたれた、大野出身の464柱の御霊が祀られている「報國神社(ほうこくじんじゃ)」も鎮座しています。
報國神社
それぞれ参拝の後、御朱印を頂きました。
大頭神社の御由緒
推古天皇11年(603年)、嚴島神社の摂社として創祀されたと伝えられており、嚴島兼帯七社の1つとされていました。
嚴島兼帯七社とは江戸時代に嚴島神社が兼務していた7つの神社の事だそうで、祭祀のほか修築用の資材などをまかなっていたそうです。
平清盛の時代から毎年社領米を寄進されており、毛利元就公・福島正則公からも寄進を受けています。
もともとは郷桑原に鎮座していましたが、大正2年(1913年)に現在地に遷座しています。
御祭神の「大山祇命(おおやまつみのみこと)」は、日本書紀によると「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」が「火之迦具土神(ひのかぐつち)」を斬った時、その首(頭)から生まれたとされており、そのため「大頭神社」と称するそうです。
大頭神社には4社の境外社があり、それぞれ火之迦具土神を斬った身体の一部から生まれた神を御祭神として祀られているそうです。
大頭神社の御朱印
大頭神社の御朱印
大頭神社の概要
- 神社名
- 大頭神社
- 主な御祭神
- 大山祇命(おおやまつみのみこと)
国常立命(くにのとこたちのみこと)
佐伯鞍職命(さえきくらんどのみこと):厳島神社初代神職
- 社格等
- 主な摂末社
- 報國神社
稲荷社
荒神社
- 鎮座地
- 広島県廿日市市大野5357
- GoogleMapで開く
- 御朱印を頂ける場所
- 同敷地内社務所
- 参拝日
- 令和4年7月5日
- 地図
駐車場について
参拝者用の無料駐車場があります。