【神社巡り】出雲大社(島根県出雲市)

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曖昧な記憶で参拝を振り返る

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出雲大社の御由緒

「出雲大社」は正式には「いづもおおやしろ」と称し、日本を代表する神社の一つです。

創建年は不明ですが、日本神話の中では「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」が葦原中国を「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」に譲った後の居所として宮が建てられたとされ、これが出雲大社の前身となります。

この宮は天照大御神の住居と同じよるに高く太い木を柱に用い、板は厚く広くして築かせたとされ、社伝によると本殿の高さは約96mあったそうです。

さらに、天照大御神の御子神である天穂日命(出雲国造(現在の出雲大社宮司である千家家)の祖神)に祀らせたともされています。

古くは「天日隅宮(あめのひすみのみや)」や「杵築大社(きずきたいしゃ)」などと呼ばれていましたが、明治4年(1871年)に「出雲大社」と改称されました。

現在の本殿は延享元年(1744年)に造営されており、およそ60年ごとに遷宮が行われています。最近では平成25年(2013年)に「平成の大遷宮」が行われました。

もともと「大社」という社号は出雲大社を表すものでしたが、現在では他の神社でも使用されています。

旧暦10月は「神無月」と呼び、名のとおり「神様がいなくなる月」を意味しますが、これは八百万の神々が出雲に集まり神議をするためと言われています。

そのため、出雲では「神無月」ではなく「神在月」と呼ばれています(神議の後は「万九千神社(まんくせのやしろ)」で直会をするそうです)。

出雲大社に掛けられているしめ縄が逆だったり、参拝方法が「二礼四拍手一礼」、本殿が南向きに建てられているのに対して御神体が西を向いている等、他の神社と異なる点が多いのも特徴です。

また、出雲大社から西へ約1kmほど移動すると武甕槌神が大国主大神に国譲りを迫った「稲佐の浜」があります。

出雲大社の御朱印

出雲大社の御朱印

出雲大社の御朱印

出雲大社神楽殿の御朱印

出雲大社神楽殿の御朱印

出雲大社の概要

神社名
出雲大社
主な御祭神

大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)葦原中国を支配し、国造りにより国土を開拓した神様

社格等
古代社格 
式内社(名神大社)
中世社格 
出雲国一宮
近代社格 
官幣大社
現在の分類
別表神社
その他分類
勅祭社
主な摂末社
大神大后神社(御向社)
神魂伊能知比売神社(天前社)
神魂御子神社(筑紫社)
素鵞社
氏社(北)
氏社(南)
門神社(東・西)
釜社
十九社(東・西)
祓社
野見宿禰神社 ほか
鎮座地
島根県出雲市大社町杵築東195
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御朱印を頂ける場所
同敷地内社務所
参拝日
平成26年9月16日 他
地図

駐車場について

参拝者用の無料駐車場があります(第1~第3まであり、合計で800台近く駐車できます)。