【神社巡り】観音神社(広島県広島市佐伯区)

目次

曖昧な記憶で参拝を振り返る

広島市佐伯区に遷座する「観音神社(かんのんじんじゃ)」。

実は私の生家から最も近くの神社という事で、正月の初詣にも参拝しています。

昨年「もっと地元広島の神社に目を向けよう。」と思うようになった時、「いつも初詣でしか参拝していないので、たまにはゆっくり参拝してみよう。」とも思っていました。

そんなこんなで到着です。

観音神社
観音神社の鳥居

鳥居手前の左側にある駐車場に車を停めようと思ったのですが・・・

観音神社
観音神社の鳥居

この駐車場は神社の駐車場ではなく隣に建つ公民館のものでした。

しかたが無いので近所のコインパーキングに車を停めて戻ってきました。

ちなみに、鳥居を入って右に曲がった先に駐車スペースが2台分くらいあります。
あるのですが、神社の隣は保育園ですし同じ敷地には児童館があるしその隣は小学校だし、で小さい子どもの往来が多いので車の運転には充分気をつけてください。

さらにちなみに、私が停めたコインパーキングの場所は現在では神社の駐車場になっています。

観音神社

改めまして神社を参拝します。

ちょうど「茅の輪くぐり」の時期だったので拝殿の前には茅の輪が設置されていました。

観音神社

茅の輪をくぐって参拝。

こちらの「観音神社」、御祭神は「磐長姫命(いわながひめのみこと)」で、延喜3年(903年)に伊勢の国から勧請したそうです。

思っていたよりも随分と歴史のある神社でした。

あらためてゆっくりと散策してみると、なかなか面白そうな物がありました。

境内の中央には、平成15年に京都の丸山公園にある「祇園の夜桜」の孫木を植樹した「観音しだれ桜」があります。

こちらは1本の根から3本の幹が立つ、珍しい樹形をしているのだそうです。

観音神社
観音しだれ桜(夏なので葉ですが)

また、拝殿の隣には「龍神之井戸」と言われる井戸があります。

観音神社
龍神之井戸

この井戸の中には白石(幸石)が1つあるそうで、井戸をのぞいて白石が見えたら龍神様の運が添えると言われています。

その他、境内に小さな鳥居があり、こちらは「田の神さぁ(たのかんさぁ)」をお祀りしているとのことです。

観音神社
田の神さぁ

こちらの鳥居をくぐると健康長寿と家庭円満の御利益があるとされていますが、この鳥居くぐれるのかな?というくらい小さいです。

観音神社
昔の扁額?もありました

今回の参拝、目的がもう1つありました。

広島市佐伯区湯来町に「湯の山明神社」という神社があるのですが、こちらの御朱印を「観音神社」で頂けるとのことで、実はこの参拝の前に「湯の山明神社」を参拝しており、この御朱印を頂きたいと思っていました。

そして社務所に行くと、切り絵仕様の「観音神社」の特別御朱印が頂けるとの事で、この御朱印も一緒に頂いて帰りました。

観音神社の御由緒

創建は延喜3年(903年)、「清明次判」という人が伊勢の国から御祭神を勧請したのが起源とされています。

明治の中期頃まではこの付近の集落には村社・摂社・末社など計24社が鎮座していたそうですが、国の「一村一社」という勧奨に従い、付近の神社を合祀し「四宝神社」と改称したそうです。

昭和になり更に合祀を行い、現在地に遷座し昭和35年(1960年)に「観音神社」に改称しています。

平成14年(2002年)には、観音神社御鎮座1100年の記念事業として社殿の修復や境内の整備等を行い、現在に至ります。

観音神社の御朱印

観音神社の御朱印

観音神社の御朱印

観音神社の切り絵仕様の特別御朱印

観音神社の切り絵仕様の特別御朱印(見開きサイズ)

観音神社の概要

神社名
観音神社
主な御祭神

磐長姫命(いわながひめのみこと)「大山津見神」の御子神で「岩のように不変で変わることの無い女性」とされている 安藝都彦命(あきつひこのみこと) 湯津彦神(ゆつひこのかみ) 日本武命(やまとたけるのみこと) 帯中津日子命(たらしなかつひこのみこと) 息長帯日賣命(おきながたらしひめのみこと) 品陀和気命(ほんだわけのみこと) 大穴牟遅命(おおあなむちのみこと) 少彦名命(すくなひこなのみこと) 宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ) 高龗神(たかおかみのかみ) 源範頼霊神(みなもとののりよりのみたまのかみ) 武内宿禰命(たけうちすくねのみこと)

鎮座地
広島県広島市佐伯区坪井1-32-9
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御朱印を頂ける場所
同敷地内社務所
参拝日
平成30年1月1日、令和5年6月29日他
地図

駐車場について

神社境内(鳥居をくぐって右手)に駐車スペースがあります。

また、敷地外にも参拝者用駐車場があります(↓このへん)。