【神社巡り】元伊勢内宮 皇大神社(京都府福知山市)
目次
曖昧な記憶で参拝を振り返る
年月日の参拝
8/11~12で兵庫県と京都府の北部を旅行しました。
福知山市に鎮座する元伊勢の外宮「豊受大神社」を参拝した後、車を北方面に5分程度走らせると内宮「皇大神社(こうたいじんじゃ)」に到着します。
比較的大きな駐車場がありますが、どうやら民間で管理されているもののようです。料金箱にお金を入れて神社へ進みます。
こちらも「豊受大神社」と同じく階段が社叢に続いており、なんだか身の引き締まる緊張感があります。
社殿に続く参道は木々に囲まれ日の光が当たらないとはいえ、それなりの山道で距離が長かったので途中で小休止を入れながら進みます。
社殿が見えるあたりで左手に「御門神社」が鎮座していました。こちらは元伊勢の厄神で、天岩戸で天照大神をお護りした「奇岩窓神(くしいわまどのかみ)」「豊岩窓神(とよいわまどのかみ)」をお祀りしているそうです。
竹で作られているという珍しい社殿でした。
そして社殿に到着。鳥居は「豊受大神社」と同じく樹皮が付いた丸太を組んだ「黒木鳥居」。
まずは拝殿で参拝をするのですが、前回投稿のとおり小銭がほとんど無かったので、参拝~社務所で御朱印を頂く~頂いたお釣りでもう一度参拝、というムーブをします。
境内は清々しい空気で、控えめな社殿が感じが非常に良い雰囲気でした。
「天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)」を祀る本殿と、「天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)」を祀る左殿(向かって右)、「瓊瓊杵尊」の母「栲機千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)」を祀る右殿が鎮座しています。
本殿を中心に80あまりの小宮が囲んでいます。
参拝を済ませ、次は社務所左手の道から「天岩戸神社」を目指します。
皇大神社からおよそ200メートルほど先に「日室ヶ岳遥拝所」があります。「日室ヶ岳(岩戸山)」は皇大神社の神体山で、夏至の日には伊勢に鎮座する二見興玉神社の夫婦岩から日が昇り、日室ヶ岳山頂に日が沈むそうです。
さらに「天岩戸神社」に向かって進みます。
途中、道路幅が「ポツンと一軒家」に出て来そうなほどの車1台がやっと通れそうな道、さらにかなりの急な下り坂でしたが、その道を車が通ってきました。
本殿まで車で行くにはこの道を通るしかないようですが、とても車で参拝したいとは思えないような大変な細道でした。
しばらく歩いて「天岩戸神社」に到着。なんと「天岩戸神社」は岩山の急傾斜地に社殿が建てられています。
鎖つたいで登って参拝しました。
「天岩戸神社」の周囲は渓谷に沿った原生林で、まさに秘境。神秘的な雰囲気で、こういう所に神様をお祀りするのも分かります。
参拝を終え、行きとは逆ルートで帰ります。
「天岩戸神社」の御朱印は、土日祝、元伊勢観光センターで頂けるとのことで、駐車場を出て観光センターへ移動。
観光センターまでは車ですぐ「大江山口内宮駅」の近くにあります。夏至の日、日室ヶ岳に太陽が沈むというお話は、観光センターの方が教えて下さいました。
これで今回の旅の目的は達成。帰りに大江山名物のひとつ「鬼そば」を頂いて帰りました。
元伊勢内宮 皇大神社の御由緒
第10代 崇神天皇の代に、それまで宮中でお祀りしていた「天照大御神」を大和国の笠縫邑にお遷しになり、その30年後に当地にお遷りになりました。
その由緒で「皇大神社」が創建され、4年お祀りされた後、幾つかの地を巡り伊勢の地にお祀りされました。
古くは「吉佐宮(よさのみや)」と伝承されており、その他にも「籠神社」など伝承地はいくつかあるようです。
元伊勢内宮 皇大神社の御朱印
皇大神社の御朱印
天岩戸神社の御朱印
元伊勢内宮 皇大神社の概要
- 神社名
- 元伊勢内宮 皇大神社
- 主な御祭神
御祭神天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)高天原の最高神で太陽神であり皇祖神 脇宮(左殿)天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)「岩戸隠れ」の際に、天岩戸に隠れた天照皇大神を岩戸から引きずり出した 脇宮(右殿) 栲機千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)天照大神の御子神である天忍穂耳命と結婚し、瓊瓊杵尊を産む
天岩戸神社奇岩窓神(くしいわまどのかみ) 豊岩窓神(とよいわまどのかみ)天岩戸を守る御門の神
- 社格等
- 主な摂末社
- 脇宮(左殿、右殿)
末社83社
- 鎮座地
- 京都府福知山市大江町内宮217
- GoogleMapで開く
- 御朱印を頂ける場所
- 皇大神社は社務所、天岩戸神社は元伊勢観光センターで頂きました
- 参拝日
- 令和6年8月12日
- 地図
駐車場について
民間の有料駐車場(500円)があります。