【神社巡り】天満神社(広島県呉市)

目次

曖昧な記憶で参拝を振り返る

仕事で広島県呉市豊町を訪れた際に参拝。

豊町といえば広島県の「とびしま海道」を形成する「大崎下島」にあります。

天満神社
大崎下島の風景

いくつかの橋と島を渡って今回の目的地「御手洗」という地区へ行き、その周辺で仕事を済ませました。

御手洗地区は町並み保存地区に指定されており、昔ながらの路地と歴史ある建物が並んだ観光地として知られています。

天満神社
御手洗の街並み保存地区

今回、御手洗地区の中に「天満神社(てんまじんじゃ)」を見つけましたので、仕事帰りに御手洗地区の観光と合わせて参拝をしました。

その前に、「弁天社」という小さな神社が近くにありましたので、こちらも参拝しています。

天満神社
弁天社

「天満神社」は「菅原道真公」と関係があり、太宰府に流される途中に寄った道真公が、境内にある「菅公の井戸」で手を洗ったという伝説があります。

天満神社
天満神社の社号標

境内が全体的にめっちゃ緑で覆われていました。

7月の暑い時期に参拝したのですが、木陰ができて暑さが和らぎました。

天満神社
天満神社
天満神社
天満神社の拝殿

そのほか、道真公の歌を自然石に刻んだ「菅公の句碑」や、、、、

天満神社
菅公の句碑

呉市豊町で生まれ、日本人として初めて自転車で世界一周の無銭旅行をした冒険家「中村春吉」の碑などがありました。

天満神社
中村春吉の碑

参拝を済ませましたが、御朱印を頂けるかどうかは不明です(私が参拝した時は神社に神職はいらっしゃいませんでした)。

なお、「天満神社」が鎮座する豊町(大崎下島)に行くには、安芸灘大橋(有料)を通る必要があります。

天満神社の御由緒

「天満神社(てんまじんじゃ)」のある御手洗地区は、「菅原道真公」が太宰府に流される途中にこの地に寄り、井戸で手を洗ったとされています。

その時の井戸が「菅公の井戸」として今も境内に残されています。

創建は宝暦5年(1755年)、「満舟寺(まんしゅうじ)」(近くにあります)の境内に「天神社」が創建されたのが起源となります。

明治4年(1871年)、芸州藩(広島藩)の役人の寄進により「菅公の井戸」の傍らに社殿が造営されました。

現在の社殿は大正6年(1917年)に町民の寄進により建てられたものだそうです。

「御手洗」という地名は菅原道真公が井戸で手を洗った事に由来しています。

江戸時代には「潮待ち」「風待ち」の港町として栄え、現在では町並み保存地区として歴史的な住居や建物が建ち並んでいます。

「天満神社」が鎮座する「広島県呉市豊町大長」は「大長みかん」の産地としても有名です。

天満神社の概要

神社名
天満神社
主な御祭神

主祭神菅原道真公(すがわらのみちざねこう)

鎮座地
広島県呉市豊町大長5915-4
GoogleMapで開く
御朱印を頂ける場所
不明
参拝日
令和5年7月11日
地図

駐車場について

参拝者用の駐車場はありませんが、御手洗地区観光用の無料駐車場があります。

参拝と合わせて観光もされてみてはいかがでしょうか。