【神社巡り】大瀧神社・大竹市招魂社(広島県大竹市)
目次
曖昧な記憶で参拝を振り返る
令和5年6月26日の参拝
仕事で広島県大竹市を訪れた際に参拝。この頃の私は仕事の関係で広島県内の色々な所を回っていました。
大竹市で仕事を終えたので、近くにある「大瀧神社(おおたきじんじゃ)」を参拝しました。
車で移動していたのですが、地図を見ても駐車場がどこにあるか分からない。
とりあえず神社へ行き、大鳥居の前を右折した所に駐車場の案内があったのですが道が狭いです。
なお、駐車場(スペース)は「大瀧神社」のお隣に鎮座する「大竹市招魂社(おおたけししょうこんしゃ)」の境内にあります。
「大瀧神社」側の鳥居からまっすぐ進んでも「大竹市招魂社」の駐車スペースにたどり着けるようです。
境内に車を停めるのはなんとなく気が引けるのですが、さしあたって参拝をします。
お名前からして大竹市出身の戦死者をお祀りした神社であろう事が想像できます。
実際に日清戦争従軍者の凱旋記念碑が建立されたのが前身となっているそうです。
「大竹市招魂社」を参拝して、お隣に鎮座する「大瀧神社」に向かいます。
「大瀧神社」へは階段を登っていきます。
階段を登った先、正面に拝殿・本殿、右手に境内社「祇園社(ぎおんしゃ)」「大竹淡嶋神社(おおたけあわしまじんじゃ)」が鎮座しています。
「祇園社」は明和7年(1770年)創建。疫病を鎮めるために京都の「八坂神社」から勧請されました。昭和60年(1985年)に現在地に遷座されています。
御祭神は「須佐之男命(すさのおのみこと)」「櫛名田姫命(くしなだひめのみこと)」「八柱御子神(やはしらみこのかみ)」。
「大竹淡嶋神社」の御祭神は「少彦命(すくなひこなのみこと)」「大巳貴命(おおなむちのみこと)」「息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)」
そして正面に鎮座する「大瀧神社」。拝殿にて参拝を済ませました。
主祭神は「多岐津姫命(たきつひめのみこと)」、併祭神として「宇迦之御魂命(うがのみたまのみこと)」「事代主命(ことしろぬしのみこと)」など六柱をお祀りしています。
時期まさに夏越し、境内には茅の輪が設置されていましたので、無病息災を祈願しながら茅の輪をくぐりました。
御朱印は階段下にある社務所で頂けるそうですが、氏子の方々が掃除をされており境内が少々慌ただしいというか今頂くのは失礼では無いかと感じたので、次回参拝の機会に頂こうと思いました。
大瀧神社・大竹市招魂社の御由緒
大瀧神社
推古天皇5年(604年)、旧横竹村字弥ケ迫(いやがさこ)に創建されました。
永禄2年(1562年)、毛利氏が吉田に拠城の際、縄田に堤防を築き耕地を創成した関係で、元亀元年(1570年)に七ツ畔(ななつくろ)に遷座。「田中大明神」と称しました。
元文5年(1740年)に現在地(歯朶山)に遷座し、「大瀧神社」と改称しています。
本殿は安永5年(1776年)に焼失し、安永6年(1777年)に再建されたものとされています。
かつては「嚴島兼帯七社」(嚴島神社が兼務していた7つの神社)の1社とされていました。
大竹市招魂社
「大竹市招魂社は、大竹市出身者にして明治以後、官命または公務により軍に従い、戦禍を被り悠久の大義に殉じ護国の神となられた方々の御霊を奉祀している」とされています。
明治33年(1900年)、権現山の麓に日清戦争・北清事変の従軍者の凱旋記念碑が建立されました。
明治39年(1906年)、日露戦争凱旋祝賀式が大竹小学校で挙行された後、権現山上に大竹招魂社が建立されました。
そして、日清戦争北清事変・日露戦争の戦没者を合祀し、在郷軍人会によって招魂祭が執行されたそうです。
昭和9年(1934年)、大竹招魂社は凱旋記念碑とともに大瀧神社の境内に遷座します。
昭和49年(1974年)には大竹市招魂社遷座40周年記念事業として、1,457柱の神霊録を奉納したそうです。
創建当時は大竹村でしたが、付近の町村と合併するごとにその町村の戦没者を合祀しています。
大瀧神社・大竹市招魂社の概要
- 神社名
- 大瀧神社・大竹市招魂社
- 主な御祭神
大瀧神社
主祭神多岐津姫命(たきつひめのみこと)
併祭神宇迦之御魂命(うがのみたまのみこと) 事代主命(ことしろぬしのみこと) 大山津見命(おおやまづみのみこと) 金刀比羅大神(ことひらのおおかみ) 墨江三前大神(すみのえのみまえのおおかみ) 天鳥船大神(あめのとりふねのおおかみ)
大竹市招魂社
大竹市出身者にして明治以後官命または公務により軍に従い、戦禍を被り悠久の大義に殉じ護国の神となられた方々の御霊
- 社格等
- 主な摂末社
- 祇園社
大竹淡嶋神社
- 鎮座地
- 広島県大竹市白石1-4-1
- GoogleMapで開く
- 御朱印を頂ける場所
- 不明(同敷地内社務所?)
- 参拝日
- 令和5年6月26日
- 地図
駐車場について
境内に参拝者用の無料駐車スペースがあります。