【神社巡り】岡公園と紀州徳川神社・弁財天社(和歌山県和歌山市)
目次
曖昧な記憶で参拝を振り返る
仕事で和歌山県和歌山市を訪れた際に参拝。
前回、刺田比古神社を参拝しましたが、そのすぐ近くにある「岡公園」内にも2つ神社がありました。
まずは「紀州徳川神社」。刺田比古神社に向かう際に岡公園内を通った際に発見。
紀州徳川神社
徳川御三家の一つ紀州藩で「徳川」の名前が付いている割にはこじんまりとした神社だな、という印象でした。社殿も新しめな感じでしたし。
(和歌山県においては「紀州東照宮」が有名のようです。参拝できませんでしたが)
御由緒書きのような物も見つかりませんでしたので詳細は不明ですが、石の仏像が置かれてので仏教的な要素もあるのだと思います。
次に「弁財天社」。こちらは岡公園内に「陸奥宗光」の像がある事を知ったので、刺田比古神社からの帰りに行きとは違う行程で公園内を散策していた際に発見。
弁財天社
こちらも小さな神社でしたが、御由緒書きがありましたのでどういった神社か理解できました。
なお御朱印については刺田比古神社で配布しているとのことでしたが、一度参拝した後にもう一度伺うのもナンだと思ったので今回は参拝のみで御朱印は頂きませんでした。
そのほか岡公園内で色々な物を見つけましたので紹介します。
陸奥宗光像
まずは陸奥宗光像。
「陸奥宗光(むつむねみつ)」と言えば、日清戦争後の講和条約「下関条約」を締結した時の外務大臣ですが、和歌山市出身とのことで銅像が建てられたそうです。
征清記念標
また、日清戦争の繋がりで、日清戦争の戦勝を記念して建立された「征清記念標」というモニュメントもありました。
こちらの題字は日清戦争で征清大総督に任じられた「小松野宮彰仁親王(こまつのみやあきひとしんのう)」によるものだそうです。
蒸気機関車「C57119」
また、公園内には蒸気機関車が置かれていまして、正月らしい飾りも付けられていたので1枚撮ってみました。
こちらの蒸気機関車は昭和47年まで紀勢線を走っていたそうです。
さてここまで岡公園内を巡ったのでそろそろホテルに戻ろうかと思いましたが、和歌山城で見つけた鳥居を道中で見つけてしまったので、そちらの神社を参拝する事になります(つづく)。
紀州徳川神社・弁財天社の御由緒
紀州徳川神社について
紀州徳川神社については情報がありませんでしたのでよく分かりませんでした。
社号標の横に「八大龍王(はちだいりゅうおう)」と書かれてあったり、石の仏像などが置かれていましたので、神仏習合の影響の強い神社ではないでしょうか。
「八大龍王」は仏法を守護する八体の龍王(龍神)で、水神や雨をつかさどる神とされているそうです。
弁財天社について
天正13年(1582年)、豊臣秀吉が和歌山城を築城する際、弁財天社が城を見下ろす位置にあることを忌み、刺田比古神社の境内に遷座したそうです。
現在の社殿は明治維新に際し、崇敬者が改めて祀ったものだそうです。
現在は刺田比古神社の境内末社として祀られています。
御祭神は「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」。宗像三女神の一柱で、八大龍王と同じく水(航海安全)をつかさどる神とされています。
「市杵島姫命」は神仏習合において「弁財天」と同神とされていました。
古地図では和歌山市内の大部分は海だったそうで、海上交通の盛んだった岬に航海安全を祈願して創建されたと考えられています。
紀州徳川神社・弁財天社の概要
- 神社名
- 紀州徳川神社・弁財天社
- 主な御祭神
- 【紀州徳川神社】
八大龍王(はちだいりゅうおう)?
【弁財天社】
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
- 鎮座地
- 和歌山県和歌山市岡山丁3(岡公園内)
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- 御朱印を頂ける場所
- 弁財天社の御朱印は刺田比古神社で頂けます
- 参拝日
- 令和5年1月1日
- 地図