【神社巡り】晴明神社(京都府京都市上京区)
目次
曖昧な記憶で参拝を振り返る
仕事で京都府京都市を訪れた際に参拝。
急遽、大阪方面に出張となり、1日目は大阪で仕事をし、2日目は京都で仕事でした。
ちなみに、前日には少彦名神社に参拝しています。
両日とも拠点は大阪のホテルだったので、少し早めに出発をし、前日から目星を付けていた「晴明神社(せいめいじんじゃ)」を参拝する事にしました。
たしか到着したのは午前9時前だったと思うのですが、あまり大きくない境内でしたが参拝客は多かったです。
晴明神社の本殿
さてこちらの「晴明神社」、名前のとおり陰陽師「安倍晴明」を祀った神社で、 その屋敷の跡に創建された神社になります。
「安倍晴明」は、平安時代の陰陽師(天文学や暦の知識等を用いて物事の吉凶を占う技術)で、朱雀天皇以下6代の天皇に仕えられていました。
星のマーク(五芒星)でお馴染みの安倍晴明
境内にある「四神門」は、朝廷の使いなどが屋敷を訪れると、ひとりでに門が開閉していたそうです。
現在でもそれを再現するため、電動で門が開閉されているそうです。
一の鳥居の扁額にも五芒星
「安倍晴明」を題材にした映画等の作品は多くありますが、特に有名なのは野村萬斎主演の映画「陰陽師」ではないでしょうか。
晴明神社の御由緒
創建は寛弘4年(1007年)、その2年前(寛弘2年)に安倍晴明公が85歳で亡くなりますが、その遺業を称えた一条天皇の命により、その屋敷跡に晴明公を祀る社殿が設けられました。
創建当時は東は堀川通、西は黒門通、北は元誓願寺通、南は中立売通と広大な神社だったと言われていますが、応仁の乱の後の都の造営や戦火等によって規模が縮小していったそうです。
その後は式年祭の度に、氏子が中心となって整備・改修が行われおり、昭和25年(1950)年、堀川通に面するように境内地が拡張されるなどの復興が進められました。
現在の本殿は、明治38年(1905年)に建てられたものです。
また、晴明公はお稲荷さまの生まれ変わりという説もあり、境内にはお稲荷様と他2柱を祀る末社「齋稲荷社(いつきいなりしゃ)」も鎮座しています。
晴明神社の御朱印
晴明神社の御朱印
晴明神社の概要
- 神社名
- 晴明神社
- 主な御祭神
安倍晴明(あべのせいめい)平安時代の陰陽師。式神を使役したり、天体の動きから吉凶を占う術などに長けていた
- 社格等
- 主な摂末社
- 齋稲荷社
- 鎮座地
- 京都府京都市上京区晴明町806
(堀川通一条上ル) - GoogleMapで開く
- 御朱印を頂ける場所
- 同敷地内授与所
- 参拝日
- 平成28年3月21日
- 地図