【神社巡り】美作総社宮(岡山県津山市)
目次
曖昧な記憶で参拝を振り返る
令和5年8月30日の参拝
前回投稿のつづきです。
仕事で急遽鳥取県に行く事になり、前日は移動日で岡山県津山市に宿泊。
美作国の二宮「高野神社」を参拝した私は、次にどの神社を参拝しようか考えます。
一宮・二宮と参拝をしたので、次は総社へ参拝してみようと思い、「美作総社宮(みまさかそうじゃぐう)」へ向かう事にしました。
「美作総社宮」は津山城のやや北西側にある住宅地の道路を進むのですが、この道路が狭い。
車2台が離合できなさそうな広さの道路に沿って鳥居がありました。あまりに狭いので車を停められず、鳥居の写真は撮れていません。
さらに、駐車場があるという事前情報でしたがどこに駐車場があるか分かりませんでした。向かって右側の道路から境内へ入れる道がありましたので、そこから境内に停めさせて頂きました。
たしか時間は15時か16時か、という頃だったのですが、拝殿側に太陽があったのでめちゃくちゃ逆光になってしまいました。
総社、としては小さくまとまっているような印象で、以前参拝した「備中国総社宮」とはまた違います(写真残ってないけど)。
せっかくなので拝殿~本殿まわりをぐるっと一周。
「美作総社宮」は美作国一宮「中山神社」・二宮「高野神社」と並び「美作三大社」の1社とされています。
個人的に面白いと思ったのは「美作総社宮」と「高野神社」は、他の2社の御祭神を相殿神としてお祀りしている所です(一方で「中山神社」は相殿神としてお祀りしていません)。
御祭神は「大己貴命(おおなむちのみこと)」。後に美作国内の神社の祭神を合祀し総社宮となったそうです。
参拝の後に御朱印を頂ければと思ったのですが、境内に車はあれど人の気配はありませんでしたので今回は参拝のみで帰りました。
これにて津山市での参拝は終了し、津山駅近くのホテルにチェックイン。
余談ですが津山市は「扇形機関車庫」も有名です。どこにあるか良く分かっていませんでしたが、津山駅の近くにありました(当然と言えば当然ですが)。
現在では「津山まなびの鉄道館」として古い列車や蒸気機関車などが展示されています。
せっかくなので「津山まなびの鉄道館」へ行ってみましたが、時間は16時を過ぎていたので既に閉館。
柵の外からぐるっと一周見て回り、ホテルへ戻りました。
美作総社宮の御由緒
創建は欽明天皇25年(564年?)、現在地から西に約1kmにある「字本舘」に「大己貴命(おおなむちのみこと)」をお祀りしたのが始まりと伝えられています。
和銅6年(713年)、備前国の6郡が美作国として分割。その翌年に国府が置かれました。
その後、現在地(亀甲山)に遷座し、一宮「中山神社」二宮「高野神社」をはじめ美作国65郷全ての社祇を合祀し「総社宮」と名付けられます。
鎌倉時代になると国府は廃れてしまいますが、その後も美作三大社の一社として広く崇敬され、明治維新後は県社に列格されました。
現在の本殿は永禄12年(1569年)に「毛利元就」が戦勝記念として造営、明暦3年(1657年)には津山藩主「森長継」によって改修されたそうです。最近では昭和7年(1932年)に解体修理が行われたそうです。
大正3年(1914年)、全国の総社の中で「美作総社宮」のみが国宝に指定され、現在では国の重要文化財に指定されています。
美作総社宮の概要
駐車場について
駐車場はあるらしいのですが、詳しい場所は不明です(境内にスペースはあります)。