神様データ(ベータ版) 伊邪那岐命
伊邪那岐命
- 読み
- いざなぎのみこと
「天地開闢(世界の始まり)」において、「神世七代(かみのよななよ)」の第七代として、対偶の「伊邪那美命」とともに現れました。
「伊邪那美命」と一緒に「国産み」「神産み」を行い、十四の島々や三五の神々を産んでいます。
亡くなってしまった「伊邪那美命」を黄泉の国から連れ帰そうとしますが逃げ帰り、「阿波岐原(あはぎはら)」という場所で穢れを祓った際に三貴子(「天照大御神」 「月読命」 「須佐之男命」)等の神々を産みます。
その後は淡路に「多賀の社」を構え、余生を過ごしています。
- 神世七代
神様の簡単な説明
- 「神世七代」七代十二柱のうちの一柱(第七代)で男神
- 「誘(いざな)う男の神」という意味とされています
- 「伊邪那美命」が亡くなった際はその原因となった「迦具土神」を斬り殺しますが、その際にも神々が誕生しました
- 「阿波岐原」で穢れを祓った際、その衣服や身体などからも神々が誕生しました
- 熊野信仰では神仏が習合されており、本地仏として「薬師如来」が配されています