神様データベース
はじめに
私の趣味である「神社巡り」が高じて、日本の神様にも興味を持つようになりました。
また、同時にWordPressの機能の一つである「カスタムフィールド」や「カスタム投稿タイプ」についても色々と操作してみて機能確認ができるコンテンツが欲しいと常々思っていました(このサイトはWordPressで作成しています)。
そこで、この二つの要素を充足するために「日本の神様一覧(仮)」というページを作ってみました。
作ってみて分かったのですが、日本の神様はとてつもなく数が多い!しかも謎も多い!
神様全て調べ尽くしてからアップしていたのでは来世になってしまいそうなので、さしあたり「ベータ版」という事で軽く調べた神様からアップしていきます。
(いずれはきれいにまとめたいと思っています)
目次
天地開闢
「天地開闢(てんちかいびゃく)」とは、世界の始まりを意味します。
まだ天と地がはっきりしていない高天原と呼ばれる世界に、「造化三神(ぞうかさんしん)」と呼ばれる「天之御中主神」「高御産巣日神」「神産巣日神」の三柱の神様が現れ、姿を消します。
造化三神に次いで「宇摩志阿斯訶備比古遅神」「天之常立神」の二柱の神様が現れ、造化三神を合わせて「別天津神(ことあまつかみ)」と呼び「天津神の中でも別格な神」を意味します。
これらの神々の多くは、姿を現した後に具体的な描写が無く姿を消しています。
この頃に登場する神様と関連する神様
別天津神に次いで、「神世七代(かみのよななよ)」と呼ばれる七代十二柱の神々が現れますが、これらの神々の多くも具体的な描写が無く姿を消しています。
この頃に登場する神様と関連する神様
国産み・神産み
伊邪那美命の死と黄泉の国
この頃に登場する神様と関連する神様
ついには「伊邪那美命」は亡くなってしまい、「伊邪那岐命」は持っていたとつかのつるぎ(あまのはばおり)で「迦具土神」の首を斬ってしまいます。
その際の血や「迦具土神」の身体からも新たな神々が生まれています。
この頃に登場する神様と関連する神様
「伊邪那岐命」は「伊邪那美命」もう一度会いたい思い、死者の住む国「黄泉の国」へ向かいます。
しかし、そこで目にしたのは身体中に蛆がわき、「八柱の雷神」がいる変わり果てた「伊邪那美命」の姿でした。
その姿に恐れをなした「伊邪那岐命」は黄泉の国から逃げますが、その姿を見られた「伊邪那美命」は怒り、「黄泉醜女(よもつしこめ)」などに追わせます。
黄泉の国の入口「黄泉比平坂(よもつひらさか)」まで逃げ帰った「伊邪那岐命」は、その入口を大岩で塞ぎます。
この頃に登場する神様と関連する神様
禊祓いと三貴子の誕生
誓約と天の岩戸
「伊邪那岐命」から海原を治めるよう言われた「須佐之男命」ですが、母の「伊邪那美命」に会いたさから国を治めず泣いてばかりいました。
その泣く様子で山は枯れ川海は干上がるほどで、怒った「伊邪那岐命」から追放を言い渡されます。
「須佐之男命」は黄泉の国へ行くことを決め、姉の「天照大御神」に別れの挨拶をするために高天原に向かいます。
しかし、「天照大御神」は「須佐之男命」が高天原を奪いに来たと勘違いし、その誤解を解くために潔白を照明する「誓約(うけい)」を行い、それぞれの持ち物から神を生みます。
この頃に登場する神様と関連する神様
「須佐之男命」は「誓約」の結果を「心が清いから女神が生まれた。だから自分の勝ちです。」と言い、勝った勢いで乱暴を働きます。
「天照大御神」はそれを咎めませんでしたが、ある時、高天原の機織り小屋に「須佐之男命」が皮を剥いだ馬を投げ入れ、これに驚いた機織女が機織り機の板で身体を突いて死んでしまいます。
この事に心を痛めた「天照大御神」は「天の岩戸」という岩窟に身を隠してしまいます。
「天照大御神」は太陽神なので、姿が隠れると世界が闇に覆われてしまいます。
そこで高天原の神々は、「天照大御神」を岩戸から出てもらう方法を相談します。
この頃に登場する神様と関連する神様
須佐之男命の追放と八岐大蛇
大国主神
「大国主神」の兄達「八十神」は、因幡国の「八上比売」と結婚しようと因幡国へ向かい、「大国主神」に荷物の入った袋を持たせ、従者として連れて行きます。
道中、皮を剥がれた「白兎」に「八十神」は「海水を浴びて、風の吹く山の上で横になれば良くなる。」と嘘を教えますが、そのとおりにすると痛みが酷くなってしまいました。
「白兎」が痛みで泣いているところに「大国主神」が遅れてやって来て「真水で身体を洗い、蒲の花を捲いてその上で横になれば良い。」と教えます。
「白兎」がそのとおりにすると、元どおり治りました。
因幡国に辿り着いた「八十神」は「八上比売」に求婚しますが、「大国主神」と結婚すると言って断られてしまいます。
「大国主神」の母神「刺國若比売」は泣き悲しみ、高天原の「神産巣日神」に相談をすると「蚶貝比売」と「蛤貝比売」を遣わせ「大国主神」を生き返らせました。
この頃に登場する神様と関連する神様
根の堅州国
生き返った「大国主神」を再び「八十神」が襲ってくるため、「刺國若比売」は「大屋毘古神」のいる木国(紀伊国)へ逃がします。
しかし、ここへも追ってくるため「須佐之男命」がいる「根の堅州国(ねのかたすくに)」へ逃げます。
「大国主神」は「根の堅州国」で「須勢理毘売命」と出会い互いに結婚を意識しますが、父神の「須佐之男命」の妨害に会います。
二人は「須佐之男命」が寝ている隙に髪を柱に結びつけ、「根の堅州国」から逃げ出し結婚します。
この時「生大刀(いくたち)」と「生弓矢(いくゆみや)」を持ち出しており、これらで「八十神」を退治し、国造りを始めていきます。